暮らしのヒントtips

目次

１．カフェ風ってどんなスタイル？基本の3要素

２．小物で雰囲気を変える「色と質感」の選び方

３．見せる収納が映える！おすすめ配置術

４．初心者でも揃えやすい定番アイテムとは

カフェ風ってどんなスタイル？基本の3要素

おしゃれなカフェにいるような気分で、毎日の料理や食事がちょっと楽しくなる。
そんな空間を目指すのが「カフェ風キッチン」です。

でも、「カフェ風ってなにをすればいいの？」と迷う方も多いかもしれません。
このセクションでは、カフェ風キッチンを作るうえで大切な3つの基本要素をご紹介します。

難しいことは一切なし。あなたのキッチンにもすぐに取り入れられるヒントばかりですよ。

ナチュラル素材をベースにした「やさしい雰囲気」

カフェ風キッチンと聞いて、まず思い浮かぶのが木のぬくもりではないでしょうか。
木製の棚やカッティングボード、ウッド調の小物は、空間にあたたかみをプラスしてくれます。

あなたのキッチンにも、ひとつ木製アイテムを置くだけで雰囲気がぐっと柔らかくなりますよ。
おすすめは、オープンシェルフにウッド調のカゴやトレイを並べるスタイル。

そこに、マグカップやドリッパーなどのカフェ風 小物をちょこんと置けば、もう雰囲気はカフェそのもの。
無理にすべてを揃えなくても、素材の統一感があれば全体がまとまりやすくなります。

また、木と相性のいいアイアン（鉄）やホーローもアクセントにぴったり。
インダストリアルな印象が加わり、甘すぎない大人っぽいカフェ風スタイルに仕上がります。

ナチュラルだけど洗練された、そんなバランスがカフェ風キッチンの魅力です。

「見せる収納」で魅せるインテリア上手な空間

カフェ風キッチンに欠かせないのが、「隠す」ではなく「見せる」収納スタイル。
整ったオープン収納は、それだけでインテリアの一部になります。

お気に入りのカトラリーやマグカップ、ガラスキャニスターなどは、しまわずにあえて並べてみましょう。
あなたの「好き」が詰まった空間は、それだけで居心地のいい場所になります。

並べる順番や高さにちょっとだけこだわると、プロっぽく見えるから不思議です。
たとえば、高さのある花瓶と低めの調味料ケースを交互に置くとバランスが取れます。

また、ウッドボックスやワイヤーバスケットなどのカフェ風 小物を使えば、収納力もアップしながら見た目も◎。
スペースが限られている場合は、壁面を活用するのもおすすめです。

S字フックでキッチンツールを吊るしたり、棚の下にカップをかけたりするだけで、まるでお店のよう。
自分の使いやすさに合わせて、楽しく収納を工夫してみてくださいね。

色と照明でつくる“こなれ感”

カフェのような空間にするためには、「色選び」もとても大切なポイント。
全体の色を3色以内にまとめると、統一感が出てぐっとおしゃれに見えます。

ベースは白やベージュ、グレージュなどの落ち着いた中間色がおすすめ。
そこに、木目やブラックの小物をアクセントで入れると、ぐっとカフェ感がアップします。

特にカフェ風 小物の色をそろえると、チグハグ感がなくなりスッキリ見えます。
たとえば、調味料ボトルのラベルや容器を同じデザインで統一するのも効果的です。

もうひとつの重要な要素は「照明」。
柔らかい電球色のライトは、食材も人もあたたかく見せてくれます。

スポットライトやペンダントライトを取り入れると、ちょっとした空間でも雰囲気がグッと上がりますよ。
料理をする時間も、ほっと一息つく時間も、心地よいものになります。

「明かり」と「色」で作る心地よさは、カフェ風キッチンには欠かせない仕掛けです。

小物で雰囲気を変える「色と質感」の選び方

「なんとなくキッチンがごちゃっとして見える」
「せっかく飾ったのに、カフェっぽくならない」

そんな悩み、ありませんか？
実は、小物の「色」と「質感」をちょっと工夫するだけで、キッチンの印象はガラッと変わります。

このセクションでは、カフェ風キッチンを目指すあなたに向けて、おしゃれな空間をつくる色と質感の選び方を紹介します。
買い替えなくてもできるヒントもあるので、ぜひ気軽に取り入れてみてくださいね。

「3色ルール」で統一感のあるカフェ風に

色を選ぶときに大事なのは、「全部好きな色を集めないこと」。
ちょっと厳しいですが、色が多いと雑多な印象になってしまいます。

おすすめは「3色ルール」。つまり、ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーを3色以内におさめること。

例えば、白をベース、ナチュラルウッドをメイン、ブラックをアクセントにすると落ち着いたカフェ風になります。
そこに、カフェ風 小物を同じ色味でそろえると、グッとこなれた印象に。

マグカップ、トレー、カトラリーなどの細かいアイテムも、この3色に合わせると一体感が出ますよ。
もちろん、「全部を同じにしなきゃ！」と思う必要はありません。

近いトーンや素材感で「なんとなく統一感あるな〜」くらいを目指せばOKです。
迷ったときは、ベージュやグレージュなどのニュートラルカラーを選ぶと失敗しにくいですよ。

質感で「温かさ」や「抜け感」を演出しよう

キッチンの雰囲気って、色だけじゃなく質感（＝手触りや見た目の素材感）でも大きく変わります。
特にカフェ風を目指すなら、マットで素朴な質感を意識するとぐっと雰囲気が出ます。

たとえば、ホーローのケトルや木製のトレー、陶器のマグカップなどはどれも「ほっこり感」がありますよね。
こうした温かみのある素材を集めることで、優しい空間が作れるんです。

逆に、ピカピカのステンレスやプラスチックが多いと、ちょっと生活感が出すぎることも。
もちろん実用性は大事。でも、おしゃれに見せたいなら質感のバランスも大切です。

おすすめは、ウッド×アイアン×陶器の組み合わせ。
木の柔らかさに、金属の引き締め感を加え、陶器でぬくもりをプラス。これだけで空間に立体感が生まれます。

カフェ風 小物を選ぶときも、素材の違いを意識すると、自然とインテリア上級者のような印象になりますよ。

小物ひとつで空気が変わる、色と質感の実例

「ちょっとした変化でいいから、今すぐカフェ風にしたい！」
そんなときは、小物ひとつだけ変えてみてください。たったそれだけで空気が変わるんです。

たとえば、コンビニのロゴ入りマグカップをマットな白の陶器マグに変えるだけで、見た目が洗練されます。
布巾も、派手な柄ではなくリネン素材のシンプルなものにすると統一感が出ます。

キッチンペーパーのホルダーや、ソルト＆ペッパーの容器なども実は「見せ小物」として優秀です。
これらをウッド調や陶器の素材に変えるだけで、雰囲気は一変します。

また、布製のランチョンマットや鍋敷きも見逃せません。
テーブルに布があるだけで、ぐっと柔らかい印象になりますよ。

カフェ風 小物って、わざわざ買い足さなくても、身近なものを置き換えるだけで叶います。
大きく模様替えしなくても、小物の色や質感を変えるだけで「ちゃんとおしゃれ」に見えるんです。

見せる収納が映える！おすすめ配置術

カフェみたいなキッチンって、なぜかスッキリしていて、どこか居心地がいいですよね。
実はその秘密、収納の仕方＝「見せ方」にあるんです。

見せる収納って、ただ物を置くだけじゃないんです。
置き方や配置にちょっと工夫するだけで、グッとおしゃれに見せられますよ。

このセクションでは、あなたのキッチンにもすぐ取り入れられる、カフェ風 小物の見せる収納術をご紹介します。
収納が苦手な人こそ必見です！

まずは「飾る」じゃなく「置く」から始めよう

「見せる収納」って言うと、まるで雑誌みたいに完璧な飾り棚を想像しませんか？
でも安心してください、最初はそこまで気負わなくて大丈夫です。

まずは、毎日使う道具や小物を“ただ置いてみる”ことからスタートしてみましょう。
お気に入りのマグカップを2〜3個だけ、木製のトレイにのせてカウンターに出してみる。

それだけでも、なんとなく“カフェ風”な雰囲気が生まれます。
キッチンの空いてるスペースや棚の一角に、使う頻度の高いカフェ風 小物を並べてみるのもアリ。

ポイントは「使うものだけを出す」こと。
使わない物まで並べると、ごちゃっと見えてしまうので注意です。

高さ・奥行き・余白の“3バランス”が決め手！

見せる収納をおしゃれに見せるコツは、高さ・奥行き・余白の3つのバランス。
ただ並べるだけではなく、ちょっとした“リズム”をつけることで一気に垢抜けます。

例えば、高さのある保存瓶と低い小皿を並べると、視線が上下に動いて立体感が生まれます。
奥行きも意識して、手前に浅いトレイ、奥に背の高いポットを配置してみましょう。

それだけで、まるで雑貨屋さんのようなディスプレイになります。
そして何より大事なのが「余白」。つまり“空ける勇気”を持つこと。

ついつい全部並べたくなるけれど、空間にゆとりがある方がスッキリして見えるんです。
キッチンの一角に、あえて小物を2〜3点だけ並べてみると、逆に存在感が際立ちますよ。

トレイ・カゴ・ボックスを味方にする

小物をただ置くだけだと、なんとなくバラバラに見えてしまうことってありますよね？
そんなときに便利なのが、トレイやカゴ、ボックスなどの「まとめアイテム」です。

木製のトレイにコーヒーアイテムをまとめたり、ワイヤーバスケットにスパイス瓶をまとめたり。
“ひとつに見える”ようにグルーピングするだけで、見た目が整います。

特に、カフェ風 小物はウッドやアイアン素材の入れ物と相性抜群。
見た目にも統一感が出て、おしゃれ感がグッとアップします。

また、布を敷くだけでも雰囲気が変わりますよ。
麻素材のランチョンマットやキッチンクロスをトレイの下に敷いて、ちょっとしたアクセントに。

収納しながら“飾ってる感”を出すには、こういった小さな工夫がポイントです。

「よく使う動線」に置くと実用性もアップ

見た目だけでなく、使いやすさも収納の大切な要素ですよね。
せっかくおしゃれにしても、使いにくければ意味がありません。

おすすめは、「動線」を意識して小物を配置すること。
たとえば、コーヒーセットは電気ケトルの近く、調味料はコンロの横など。

自然に手が届く場所に置くことで、見せる収納がそのまま“使える収納”にもなるんです。
料理のたびに気分も上がり、キッチンに立つのが楽しくなりますよ。

カフェ風 小物も「ここにあると便利」と思える場所に置いてあげると、より実用的に活きてきます。
インテリアと実用性、どちらも叶えられる配置こそが理想ですね。

初心者でも揃えやすい定番アイテムとは

「カフェ風キッチンに憧れるけど、何から始めればいいかわからない…」
そんなあなたにぴったりなのが、定番のカフェ風 小物から少しずつ揃える方法です。

センスに自信がなくても大丈夫。
どれも気軽に取り入れられて、すぐに“雰囲気づくり”ができるアイテムばかりですよ。

ここでは、初心者でも失敗しにくい、カフェ風の定番アイテムをテーマ別にご紹介していきます。

まずは「マグカップ」から。並べるだけでカフェ感アップ

カフェといえば、やっぱりおしゃれなマグカップ。
これはカフェ風 小物の王道アイテムであり、はじめの一歩にぴったりです。

選ぶときは、派手すぎないマットな質感や、落ち着いたカラーを意識すると◎。
白・グレー・くすみ系カラーが特におすすめです。

同じデザインで揃えなくてもOK。
色味や雰囲気を統一すれば、棚に並べたときにスッキリ見えますよ。

オープンラックやトレイの上に、マグカップを2〜3個並べてみてください。
それだけで、「なんとなくカフェっぽい！」と感じられるはずです。

朝のコーヒータイムが、少し特別に感じられるようになるのも嬉しいポイントです。

「木製トレイ」と「カッティングボード」は万能選手

次におすすめなのが、木製のトレイやカッティングボードです。
これは、ただ置いてあるだけでも空間に温もりが生まれる万能アイテム。

木目の質感はどんなインテリアにも馴染みやすく、カフェ風キッチンにはぴったりなんです。
キッチンに立てかけたり、棚に寝かせたりするだけで立派なインテリアになります。

特にカッティングボードは、料理にも使えるし、盛り付け皿としても活躍します。
パンやチーズを乗せるだけで、まるでカフェのモーニングプレートのよう。

木製トレイは、小物をまとめるのにも便利。
調味料、ティーセット、コーヒーグッズなどを置けば、それだけで統一感のある空間になります。

初心者さんはまず小さめサイズから取り入れてみると、バランスを取りやすいですよ。

「ガラスキャニスター」で生活感を消す工夫

カフェ風キッチンを作るとき、意外と気になるのが“生活感”。
そのまま置いてある袋や容器って、どうしても雑然と見えてしまいますよね。

そんなときにおすすめなのが、ガラスのキャニスター（保存瓶）です。
中身が見えるので中身の管理がしやすく、しかも見た目がおしゃれ。

小麦粉や砂糖、コーヒー豆、ティーバッグなど、日常的に使うものを入れてみましょう。
ラベルを貼って並べれば、それだけでショップのような見た目になります。

ポイントは「統一感」。瓶の形やフタの素材を揃えると、より洗練された印象に。
棚やカウンターに整然と並べれば、もう立派なカフェ風 小物の一部です。

ひとつずつ買い足していけばいいので、無理なく始められるのも魅力です。

「ふきん」や「クロス」も立派なインテリア小物

意外と見落としがちですが、キッチンで毎日使う“ふきん”や“布小物”も立派な演出アイテムです。
せっかくなら、色や柄にこだわって選んでみましょう。

おすすめはリネン素材のシンプルなクロスや、くすみカラーの布巾。
フックにかけたり、トレイの下に敷いたりするだけで、一気にカフェ風の雰囲気に。

小物って“使うため”のものだけじゃなく、“見せるため”にも活用できるんです。
これなら収納スペースも取らず、気軽に模様替え気分も楽しめます。

洗い替え用に何枚か揃えておくと、気分で使い分けられて楽しいですよ。