暮らしのヒントtips
リビングにグリーンを取り入れるインテリア術

目次
1.植物と調和する家具の選び方とは?
2.グリーンを引き立てる色使いと配置例
3.空気を整える観葉植物と家具の相性
4.プランター×家具のスタイリングアイデア
植物と家具、実は相性がとても大事なんです

リビングに植物を置くと、空間が一気にナチュラルで心地よくなりますよね。
でも、その植物の魅力を引き立てるには、家具選びも実はとっても大切なんです。
植物はそれだけで存在感があるからこそ、家具とのバランスが取れていないと浮いて見えてしまうことも。
「なんとなくごちゃごちゃする」「せっかくのグリーンが目立たない」そんな悩み、感じたことありませんか?
あなたのリビングにある植物が、もっと映えるように。
ここでは、植物と調和する家具の選び方をわかりやすく紹介していきます。
木のぬくもりがグリーンを引き立てる
まずおすすめしたいのは、天然木や木目調の家具です。
植物と一番相性がいい素材と言っても過言ではありません。
木には自然のあたたかみがあり、観葉植物のグリーンとの相乗効果でリビング全体がぐっと癒しの空間に変わります。
明るいナチュラルウッドを選べば、やさしくて柔らかい雰囲気に。
逆に濃いブラウンやウォルナット系なら、落ち着いた大人っぽい空間になりますよ。
たとえば、木製のローテーブルの横に小さな鉢を置いてみたり、木のテレビボードの上にポトスを垂らしてみたり。
それだけで、家具と植物が自然に調和して、リビングがまるでカフェのような空間になります。
色のトーンをそろえるだけで、一気に統一感アップ
家具と植物を組み合わせるときに意識したいのが、「色のトーンをそろえる」ことです。
家具がホワイト系なのに、鉢カバーが真っ黒だったりすると、ちょっと浮いた印象になりますよね。
そんなときは、家具の色と植物まわりのアイテムの色を近づけるだけで、グッとおしゃれに見えるんです。
たとえば、白っぽい家具が多いリビングなら、明るいグレーの鉢や、生成りのバスケットを合わせるとやさしい印象に。
逆にブラックやダークカラーの家具が多いなら、陶器のブラック鉢やアイアンスタンドで引き締めると統一感が出ます。
ここで意識したいのは「完璧に揃える必要はない」ということ。
あなたらしいテイストを少し残しつつ、全体のバランスを整えると、リビングの植物がぐっと引き立ちますよ。
高さを活かして、空間にリズムをつくろう
家具と植物の関係って、「高さのバランス」もすごく大事なんです。
植物を低い棚の上に置くと、目線に入りやすくなって存在感アップ。
逆に、床に置くときは、少し高さのある鉢スタンドやサイドテーブルと組み合わせると、空間に動きが出ます。
おすすめなのが、「段差をつける」というアイデア。
高さの違う家具や台を使って植物を並べると、見た目にリズムが生まれておしゃれな印象に。
たとえば、ソファ横のサイドテーブルにモンステラを、テレビ台の上に小さな多肉植物を…そんな組み合わせだけでも、リビング 植物 コーディネートが一気に垢抜けます。
家具の“抜け感”が植物の魅力を引き立てる
インテリアのプロも注目しているのが、「抜け感」というキーワード。
これは、家具に重たさがなく、空間に余白が感じられるデザインのことを言います。
脚が細いソファや、ガラスの天板を使ったテーブル、オープンシェルフなどは、視線を遮らず植物が映えるインテリアになります。
空間に余白があると、植物のグリーンがパッと目に入ってきて、より印象的になります。
ごちゃごちゃしがちなリビングだからこそ、抜け感のある家具で植物の美しさを引き立ててみましょう。
グリーンが主役になる色づかい、知っておくとセンスがぐんとアップ!

観葉植物をリビングに置いてみたけど、なんだか思ったより映えない…そんな経験ありませんか?
実は、植物の種類だけでなく、まわりの「色使い」や「配置」がとても大きなポイントなんです。
あなたのリビングでも、ちょっと色を意識するだけで植物の魅力がグッと引き立ちます。
難しいことは抜きにして、今回は誰でもすぐに実践できる、グリーンが映える色使いと配置のコツをご紹介します!
ベースカラーは「白・ベージュ・グレー」でナチュラル感アップ
まず意識したいのは、植物を引き立てる「背景の色」です。
特にリビングの壁や家具に使う色が、植物の見え方に大きく影響します。
グリーンを一番きれいに見せてくれるのは、白・ベージュ・ライトグレーなどの明るめの中立色。
植物のグリーンが自然と引き立ち、清潔感のあるナチュラルな空間になりますよ。
たとえば、白い壁にグリーンの葉が映えるだけで、まるで雑誌の1ページのような雰囲気に。
ベージュのカーテンやラグと合わせると、温かみも加わってリラックス感が倍増します。
反対に、壁や家具の色が派手すぎると、グリーンの印象がぼやけてしまうことも。
シンプルな色をベースにすると、リビング 植物 の存在感がより強く感じられるはずです。
差し色に「アースカラー」や「くすみカラー」で統一感を演出
全体がナチュラルな色味でまとまったら、次はアクセントカラーを使って、おしゃれ度をアップしてみましょう。
おすすめは「アースカラー」や「くすみカラー」。
カーキ、テラコッタ、マスタード、くすみブルーなど、自然を感じさせる色合いがグリーンと相性抜群です。
たとえば、ベージュのソファにくすみグリーンのクッションを置くだけでも、植物との統一感が生まれます。
また、テラコッタの鉢や、木製のフレームを使ったアートポスターを壁に飾ると、空間に深みが出ますよ。
「家具を買い替えるのはちょっと大変…」という方も、クッションカバーやランチョンマットなど、小物を差し色で工夫するだけでも十分効果的です!
植物は「視線の先」に置くと、自然と目がいくアクセントに
色だけでなく、「どこに植物を置くか」もとっても大事なポイントです。
配置の仕方次第で、リビングの印象が大きく変わります。
まずおすすめなのが、「視線の先」に植物を置くという方法。
ソファに座ったとき、ダイニングで食事をするとき、ふと目に入る場所にグリーンがあると、自然と心が和らぎます。
たとえば、テレビの横や窓際、玄関から入って真正面に見える場所などがベストポジション。
壁際に高さのあるモンステラを、テーブルの上には小さなエアプランツや多肉植物を…リビング 植物 の配置にちょっと気を配るだけで、空間がグレードアップします。
高さを変えて、植物同士にリズムをつけよう
植物を複数置くときは、すべて同じ高さにするよりも、高低差をつけるとバランスが良くなります。
背の高い植物は床に、ミディアムサイズは棚の上に、小さな鉢はテーブルやスツールの上に。
こうすることで、リズムのある配置になり、空間に動きが生まれます。
また、吊り下げタイプのグリーンを取り入れて、上からの視線にもアクセントをつけるのもおすすめ。
観葉植物を置く場所が限られているリビングでも、ハンギングを使えばおしゃれに飾れますよ。
空気も気分もクリーンにしてくれる、グリーンの魔法

疲れて帰ってきたとき、なんだか空気がこもっているリビング…。
そんなときこそ、観葉植物の出番です。
観葉植物は見た目の癒しだけでなく、空気中の有害物質を吸収してくれる頼もしい存在なんです。
しかも、加湿や脱臭の効果がある種類もあるので、自然とお部屋の空気が整っていくんですよ。
植物の力でリビングがもっと快適になるなら、これは取り入れるしかないですよね!
今回は、空気を整えてくれる観葉植物と、その効果を最大限に引き出す家具の選び方をご紹介します。
空気を整える観葉植物3選|クリーンな空間づくりの相棒たち
まずは、空気をきれいにしてくれる代表的な観葉植物を3つご紹介します。
どれも初心者にもやさしく、お世話も簡単なものばかりです。
1. サンスベリア
「トラの尾」とも呼ばれる、縦長の葉が特徴のサンスベリアは空気清浄効果がとても高い植物。
二酸化炭素を酸素に変える力が強く、夜間にも酸素を出してくれるので、リビング 植物としてだけでなく寝室にもおすすめです。
2. アレカヤシ
南国ムードを漂わせるアレカヤシは、乾燥しやすい部屋の空気をやさしく潤してくれる優秀な加湿グリーン。
見た目も華やかなので、ソファの横など、視線に入る場所に置くと空間が一気に明るくなります。
3. ポトス
育てやすく、吊り下げても置いても可愛いポトスは、ホルムアルデヒドなどの空気中の有害物質を吸収してくれる効果あり。
カラフルな鉢やマクラメプラントハンガーと合わせると、ぐっとおしゃれ度が上がります。
どの植物も、リビングに置くだけで空気と気分が整って、毎日の暮らしがちょっと心地よくなりますよ。
家具との組み合わせで、植物のパワーを引き出す
せっかく空気を整えてくれる植物を置くなら、その魅力を活かす家具とのバランスにもこだわりたいですよね。
基本的には、「自然素材」の家具が植物との相性抜群。
木材やラタン、竹、リネンなど、呼吸するような素材は植物ととてもよく馴染みます。
たとえば、ナチュラルウッドのローテーブルのそばに、サンスベリアをすっと立ててみてください。
グリーンと木目のコントラストが、ナチュラルな落ち着きと心地よさを演出してくれます。
また、ラタンチェアや竹素材のバスケットと合わせると、アジアンテイストやボヘミアン風のインテリアにもぴったり。
空気が通るような家具の隙間から見える葉の陰影が、空間に立体感を生み出します。
配置の工夫で空気の流れと気分もスッキリ
空気を整えるためには、植物の「置き場所」も大切なポイントなんです。
植物を部屋の隅や角に置くと、空気の停滞しやすい部分に風の流れが生まれて、より効果的に空気が循環します。
サーキュレーターや窓のそばに置くと、風にゆれる葉が視覚的にも涼しげで、気分がスーッと軽くなります。
また、背の高い植物は床に直接置くのも素敵ですが、少し高さのある台に置くと風通しが良くなり、見栄えもアップします。
テレビの横、ソファの後ろ、部屋の角などに観葉植物を配置するだけで、空間にバランスが生まれますよ。
植物のパワーを活かすには、「ここに置いたら気持ちいいかも」と自分の感覚を大切にするのが一番です。
プランターだって、立派なインテリアの一部になる!

植物をリビングに飾るとき、あなたはどんなプランターを使っていますか?
もし「とりあえず家にあった鉢でOK!」と思っていたら、ちょっともったいないかも。
実は、プランターは“家具と組み合わせるだけ”でインテリアの主役級アイテムになるんです。
家具とのスタイリングを工夫するだけで、リビングの雰囲気が一気に洗練されていきますよ。
今回は、そんな「プランター×家具」のスタイリングアイデアをご紹介!
センスに自信がなくても大丈夫。あなたのリビングに合う、ちょっとした工夫を一緒に見つけていきましょう。
ローテーブル×低めプランター|視線を集める主役級スタイル
まずは、リビングの定番家具「ローテーブル」との組み合わせから。
ここで活躍するのが、小さめで低めのプランターです。
テーブルの中央や角にグリーンを置くだけで、空間に自然なアクセントが生まれます。
おすすめは、丸いフォルムのプランターや、陶器製のシンプルなデザイン。
たとえば、明るい木目のテーブルの上に、白いマットなプランターを置いてポトスを飾れば、
植物のやわらかい雰囲気が引き立ち、リビング全体がふんわりと優しい印象になります。
さらに、同じテーブルにキャンドルや本を並べて「自然×暮らし」のミックススタイルにすると、
ちょっとしたホテルラウンジのようなおしゃれ空間に早変わりしますよ。
サイドボード×陶器プランター|シンプルに映える上級スタイリング
次に紹介したいのは、サイドボードやキャビネットの上に飾るプランターのアイデア。
ここは視線の高さに近いので、植物もプランターも目立ちやすい、絶好のディスプレイスポットです。
おすすめは、落ち着いた色味の陶器や、ニュアンスカラーのプランター。
たとえば、グレーやくすみピンクの鉢に、丸く育ったグリーンネックレスやエバーフレッシュを合わせると、
とても上品で、家具と植物が調和するナチュラルモダンな空間が完成します。
さらにアートポスターやキャンドルホルダーなどを一緒に並べて、ミニギャラリー風にするのも素敵。
「飾る場所がない」と思っていたリビングも、ちょっとの工夫でおしゃれに変身します。
スツール×バスケットプランター|高さを楽しむレイヤードテクニック
植物の高さがうまく合わない…と悩むあなたには、スツールとの組み合わせがぴったりです。
観葉植物をバスケット型のプランターに入れて、スツールの上にポンと置くだけで、
高さのあるグリーンが加わり、リビングにリズム感が生まれます。
バスケット素材なら軽くて移動もしやすく、ナチュラルな雰囲気で木製家具との相性も抜群。
特にモンステラやアレカヤシなど、広がる葉を持つ植物を合わせると、より動きのあるスタイルになります。
この方法は、リビングの角や窓辺など「デッドスペース」になりがちな場所にも活用しやすいのがポイント。
あなたのリビング 植物 を、もっと立体的に魅せてくれる小技です!
家具の色や素材とリンクさせると、統一感がぐんとアップ
スタイリングの仕上げに大事なのが、「家具とプランターの素材や色を合わせること」です。
これを意識するだけで、ぐっとお部屋が垢抜けて見えます。
たとえば、ナチュラルウッドの家具が多いリビングなら、素焼きのプランターやバスケット素材がよく合います。
一方、アイアンやガラス素材の家具には、モノトーン系やマットな黒のプランターがおすすめ。
もちろんすべてを揃える必要はありませんが、ひとつふたつ色や質感をリンクさせるだけでも統一感がアップ。
「なんかまとまりがないな…」と感じたときには、このテクニックをぜひ試してみてください。








