モノを買う(所有)とは?VISION.01

1.社会の変化は消費者の変化を促す

モノを「買う(所有)」とは?

世界経済が主に取り扱う商品が、耐久消費財などの「もの」であった時代は終わり、1990年代からは主に「情報」が商品として取り扱われるようになりました。やがて、音楽や映像などの情報は、CDやDVDなどのメディアに乗せずともインターネットを通じて情報そのものを配信という形で流通することができるようになりましたし、アマゾンなどのようにものの普及をより拡大するために情報を使う時代にもなりました。

しかし、たった今、そんな時代も大きな変化を遂げようとしている気がしています。新型コロナウイルス感染症の世界的拡大や、その直後に発表されたChatGPTやStable DiffusionなどのAIを使ったテキストや画像の生成サービスが誰でも使える形で登場したことがこうした時代の変化を告げようとしていると感じるのです。

商品としての情報をめぐる環境が大きく変わろうとしているこうした時代において、ものを「買う」ことはどういう意味をもつのでしょうか?
辞書的に言うなら、ものを「買う」とはものをめぐる商品経済という流通の中で、そのものの所有権を手に入れるということです。そしてものを所有するということはそのものを自由に使用・収益・処分していいということです。
そのものがパンなどの食べ物ならばそれをそのまま食べてしまえばいい(使用)ですし、そのパンの中にハムとレタスを挟んで売りに出してもいい(収益)ですし、もし残ったら生ゴミとして出してしまえばいい(処分)わけです。
そのものを所有して、使用・収益・処分していいということは、逆にいうと、使用・収益・処分ということをしようとするとき、それに伴う諸々の手間を引き受けるということです。買ってきたパンが食パンならばそのまま食べるよりオーブンで焼いて食べようとか、細工して売り出すなら売るためのお店を作っておく社会の変化は消費者の変化を促す必要がありますし、生ゴミとして出すとしても、決められた曜日に決められた場所にきちんと梱包して出すとかの手間がどうしてもかかります。
そしてそうした手間に関することさえもが社会的行為として商品経済の世界の中に位置づけられています。

写真:鳥

誰も傷つけない「共生の時代」

2015年に国連で採択された世界的キャンペーン「SDGs」という活動目標の本旨は、この社会を持続可能(Sustainable)なものにしよう、ということです。ここ数年わたしたちの間でも日常会話の中にSDGsという言葉がときどき出てくるようになりました。こうした活動が世界的になされようとしていることを考えてみるとこうした目標を掲げなければ今までのような社会が続かない懸念があるということですから、世界が狭くなったというか世知辛くなったというか個人が個人のままで生活していくことができなくなってきたんだなあなどと思ってしまいます。

つまり人の生活はあらゆる側面で他の人と関係しているという認識が広まり、自分のことだけを考えていてはだめで、自分のひとつの行為が他の人に影響を与えることを踏まえる必要がある、自分は自分を受け入れている社会の中のひとりなんだ、という考えを持とうということにまでなっているようです。
そうした認識を共有し広めることにSNSのような情報システムが大きく関係していることは間違いありません。こうした世の中を「共生の時代」というようです。日本の大学にも「共生」ということばが冠された学部や学科がいくつもあるそうですから、こうした動きは⼀時的な流行りのようなものではなく、世界全体がそうならざるを得ない大きな流れの中にあるのでしょう。この共生の時代のポリシーを一言でいうなら「誰も傷つけない」です。

イラスト:人物

「共生の時代」の消費者たち

わたしたちが今迎えているのが「共生の時代」ですが、こうした時代に生活するとはどういうことなのかを、特に生活の中の消費者としての側面に限定して考えてみます。
消費者とは商品経済の世界の中では購入者、つまり商品を「買う」人ということです。そして「買う」とは所有することであり、所有とはそのものを自由に使用・収益・処分していい、ということでした。
「共生の時代」にものを使用・収益・処分するということはどういうことでしょう?
それは「誰も傷つけない」ように使用・収益・処分するということです。

まず「誰も傷つけないように使用する」ということを考えてみます。
その商品を使用するためにはまずその商品を買わなければいけません。ところが、その商品を作っている企業がその商品の原材料を仕入れたところ、その原材料がある人たちの人権を考慮しない形で作られていたと判明したとしましょう。するとこの場合、その商品を買うということが、その商品の原材料を作る人達の人権を考慮しないという行為に加担することになるのではないか、と考えられはしないでしょうか?今はそんな時代です。なので、企業はそうしたことの起こらないよう、人権を重視した活動をすべきだという「人権デューデリジェンス(Due Diligence)」(=「企業は自社の事業の全ての過程や場所において、人権に関わるリスクを把握し、それを予防および対処する必要がある」)という言葉が発せられています。
もしこうしたこともしっかり考えて買おうと思うなら、そのものの製造段階から情報を調べなきゃいけません。結構手間がかかりますね。

次に「誰も傷つけないように収益する」を考えてみます。
パン屋さんを例にとりますと、パン屋さんの場合商品のパンを作る小麦や卵などの材料を買って、それを加工して収益するということになります。そうした過程の中で誰も傷つけないことを念頭におくなら、材料の小麦や卵を買い叩いたりしないことが重要なことになります。
まっとうな値段で買ってあげる。
そしてそれを加工する過程でも人を安く雇ったりしようとしないで、まっとうなお給料を払ってあげる。
でも、そうしたらパンの値段がそれなりのものになってしまいます。そこでそうしたことをパンの購入者に詳らかにして、わかってもらう。理解して買っていただくようにする。買う側も少々高くても生産者を思って買うことが結局は自分のためになると思えるようになる。共生の時代とはそうした時代です。

最後に「誰も傷つけないように処分する」を考えます。
商品には商品価値と使用価値があります。長年使ってきた、例えば冷蔵庫を考えてみますと、使えば使うほどその使用価値が減っていき、ついには使用に耐えられなくなります。
そうしたらどうしますか?商品価値があるなら中古屋さんに売るということもできるでしょうが、大した値段にもならないのにそんな手間はかけたくはないかもしれません。それで処分することに決めたとして、どうやって処分すればいいのでしょう?冷蔵庫は家電機器に分類されており、処分には「家電リサイクル法」という法律に従って処分する必要が生じます。どうしてそんな法律ができているのかといえば環境を傷つけることで誰かを傷つけないようにするためです。
いらなくなった冷蔵庫を処分するには、購入した販売店に問い合わせるのがいいです。収集料金を払えば引取に来てくれるでしょう。もし、販売店がもうなくなっていたり、わからない場合には自分でその冷蔵庫を作った家電メーカーの指定取引場所にもっていくか、大型ごみの収集日に出すことになります。その場合郵便局で家電リサイクル券(3,740円・4,730円)を入手しておく必要があります。
処分するだけなのにこれだけの費用と手間がかかります。
でもこれも誰も傷つけないために必要なことなのです。

2.ラクリアーズは暮らしを再定義する

木のブロック:住宅

「よき生活者」になろう

ラクリアーズはサブスク=サブスクリプションという形であなたに家具や家電製品を提供する会社です。
のみならず、わたしたちラクリアーズは家具や家電製品のサブスクリプションというサービスを通して、わたしたちが生活する・暮らすということを再定義しようとしています。
再定義というとおこがましいので小さな提案と言い直します。どんな提案なのかというと簡単なことです。
「共生の時代」における「よき生活者」になろうということです。

この場合の「よき生活者」とは誰にとってもよい生活を送る人のことです。誰にとっても、です。
つまり、まずあなた自身にとってよき生活者であって欲しいのです。よき生活者とは、なにかをよくするために生活する人ではなく、自分の生活それ自体をよいもの・楽しいものとして味わう人です。
生活をよいもの・楽しいものと思える生活とはどんな生活でしょうか?もちろん具体的には人それぞれで異なる答えが返ってくることでしょう。でもそうしたよい・楽しい生活に共通してある性質はないでしょうか?わたしたちはそれをこう捉えています。

自分の思いが最優先される生活、簡単に思えるこの言葉ですが、結構含蓄深いところがあります。
なぜならすべては「自分」次第だからです。まず自分の思いを自分でしっかりイメージできる必要があります。そうしたしっかりしたイメージを持っている人はきっとそれだけで「よき生活者」なのだと思います。
そうした人たちに向けて、ラクリアーズはサービスを提供させていただきます。

モノを「買う」からモノを「使う」へ

先に述べました、買うことは所有すること、所有することは使用・収益・処分することという言い換えを思い出してください。そしてそのものを使用・収益・処分するにあたっては「共生の時代」に則したやり方が必要なのでした。
誰も傷つけない。ですがそれには結構手間がかかるのでした。もちろんそうした手間を愛おしむように楽しめるならあなたは素晴らしき「よき生活者」です。

木のブロック:住宅、USED

でもラクリアーズはまたひとつ提案させていただきたいのです。
モノを「買う」のではなく「使う」という発想を持ってみませんか?
ここで「使う」というのは、先に上げた所有のもつ3つの権利・義務である、使用・収益・処分、の中の「使用」のことです。
ラクリアーズのサービスは所有にまつわる使用・収益・処分の中の「使用」だけを提供します。
ラクリアーズのサービスを使っていただけたなら、あなたは、モノを所有することによって自動的に生じる他の2つの収益・処分という権利もしくは義務から自由になれるのです。
ですので、あなたはそのモノを誰かに売ったりすること(収益)はできなくなりますが、そのモノを処分するときの諸々の手続きや費用(処分)から解放します。
ラクリアーズとの契約が終わったらあなたはそのモノをどうするか、次の3つの選択肢から選ぶことができます。

  • ①アップデート(新製品への乗り換え)
  • ②利用延長(80%の割引料金での)
  • ③製品買い取り

もちろん契約を終えていただいも構いません。
(その場合も費用はかかりません。わたしたちが引き取らせていただき、リサイクルに回します。)

3.ラクリアーズの目指す世界

「心の豊かさ」を感じる暮らし

ラクリアーズはサブスク=心は本来とても豊かなものだと思います。「この世界全部はわたしたちの心の中にある」という人もいるぐらいです。なんでもない暮らしの⼀場面に例えようのない幸せや平安を感じることがあります。あれはどういう仕組なのでしょう?それはよくわかりませんが、心のあり方ひとつで気持ちが随分変わることがよくあるのはわかります。でもなにか原因があるのでしょうか、そんなに豊かに感じないことがあることも確かです。というかほとんどの場合はそうです。
でもおそらく心は想像以上に豊かであることは間違いないと思います。誰の心にしても、です。
ラクリアーズはサブスクという形で家具や新品の家電製品を使っていただくことで、あなたの心がもつ本来の豊かさを少しでも多く感じていただきたいと願ってサービスを提供しています。

写真:花

「彩り」を楽しむ暮らし

映画の手法として、最初はモノクロの画面だったのに、ある瞬間から画面がフルカラーに変わるというものがあります。あれに似て、例えば昨日までなにもなかったトイレの手洗いに誰が置いたのか小さな花瓶に入れられて可愛らしい花が一輪活けてあることに気づいたときのような、例えば何日も考え続けて解決できなかった難問がほんのちょっとしたアイデアが浮かんでそれによって解決できたときのような、そんな瞬間、あなたの心が鮮やかに色づいていく、そんなことがありはしませんか?
暮らしの中ではこうした、あなたの心のなかで起こるそんな小さな変化がとても大事です。
小さな、と言いましたがそのときのその変化って小さくは思えても後々あれが決定打だったね、 ラクリアーズの目指す世界と気づくような、そんなことがあるものです。
ラクリアーズはそうした小さな変化をあなたの暮らしの中に提供していきたいのです。
そうした変化はきっとあなたの暮らしの中の貴重な「彩り」としてあなたの暮らしを少しずつ変えていく。
わたしたちラクリアーズはそう信じています。

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*途中解約には違約金が発生します。